まめはなダイアリー

上京9年目女の雑記です。

【上京検討中の方へ】私が田舎から上京した理由と上京をきっかけに変われた話

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こんにちは!まめはなです。

 

 

まめはなは

田舎から上京して、今年で9年目になります。

(田舎はほぼ飛行機でしか行けない場所です✈️)

大学入学〜現在に至るまでずっと東京で過ごしてきました。

 

高校3年生だった当時の私が上京を決めた理由と、

上京した後私がどう変わることができたか

について、

今日はお話ししたいと思います。

これから大学進学や就職活動を機に上京される方の、少しでもご参考になれば幸いです。

 

 

目次

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まめはなが上京することを決めた理由

ずばり親から離れて暮らしたかったからです。

私の両親はいわゆる「毒親」と呼ばれるような、親ではありません。

父母共に子どもの成長を願い、自立を見守ってくれる親です。

 

ですが、

当時の私は両親から離れて暮らしたいと考えていました。

そう希望した大きな理由は

幼い頃から兄弟間の待遇の差を感じており、

ストレスが溜まっていたからです。

私には下に兄弟が2人いるのですが、

長子の私は

・希望していたのに塾に通わせてもらえなかった

・私立大学を受験させてもらえそうになかった

・浪人させてもらえそうになかった

など、

兄弟には許されていたのに許されなかったことがいくつかありました。

 

なぜその待遇の差が生まれたのか、

大人になった今ではなんとなく分かります。

長子で経験することは、

大抵両親にとっても初めて経験することです。

初めての経験だから「普通はこう」という世間一般的な選択をしがちですし、

下に兄弟もいるからお金に関しても保守的になってしまうところがあると思います。

 

しかし、高校生だった私としては

「なぜ兄弟なのに、いつも同じ扱いをしてくれないのだろう」

とどうしても納得がいきませんでした。

 

 

高校3年生の夏の終わり。

「私、推薦使えるから東京の大学に行くわ」

両親にそう宣言し、

「国公立に行きなさい」

「国公立でないなら県内の大学に…」

という声を振り切り、

なんとか東京の私大に進むことを了承してもらいました。

 

今考えると上京は、

両親に対する当て付けのような気持ちもあったかもしれません。

とにかく、

当時の私は東京でなければ成し遂げられない目的もないまま、

上京決めたのでした。

自分のことながら幼かったですね。

 

 

上京して変われた私のはなし

 

ほぼ成りゆきで住み始めた東京ですが、

今に至るまで上京したことに一ミリの後悔もありません。

むしろ、上京して本当に良かった。

東京へ送り出してくれた両親にも感謝しています。

 

ということで、

これから上京9年間で感じてきたメリット・デメリットを述べていきたいと思います。

 

 

両親と離れたことで、彼らへ感謝できるようになった

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まめはなは大学入学と同時に、

両親から離れた場所で一人暮らしすることになりました。

両親と会えるのも年にせいぜい2回。

自分で望んだこととはいえ、

最初のうちは心細かったです。

私も、

私と同じく田舎から出てきた友人たちもみんなホームシックでした笑

みんなで慰め合ううちにだんだん慣れていくんですけどね。

 

ご飯を作るのも、掃除をするのも、

役所の手続きをするのも最初は慣れませんでした。

というかここに並べたことも結婚するまで、

きちんとできていなかったと思います。

特に食事は長い間、

レトルトや外食でなんとなく乗り切っていました。

 

こんな堕落的な生活の中では、

両親のことを考える機会が増えました。

「実家ではいつもごはんと味噌汁と小鉢3皿が出てきてたのにな」

「実家の洗面所はいつもピカピカだったなあ」

主に母親が用意してくれていた環境が、

どれほどの手間と時間のかかるものなのか

一人暮らしを経て気づくことができました。

気づいてからは、

「お母さんて本当にすごいね」

とせめて、

本人に伝えるようにしています。

 

父は

私が大学生だった期間

学費と生活費を給料から出してくれました。

社会人になり、

自分で家賃を捻出しなければいけなくなったときに、

その額の大きさを実感しました。

実家の生活を維持しつつ、

子どもに仕送りをするなんて

一般家庭の我が家にとってはどれほど大変だっただろうと、頭が下がります。

 

両親は20年以上に渡り、時間とお金と愛情をかけて私たちを育ててくれました。

そのことを私が自覚できた大きなきっかけが、

上京して両親の元を離れたことだったと思います。

両親への取るに足らない不満によって上京を決意しましたが、

その結果

両親のありがたみを知ることになりました。

 

 

情報収集力が上がり、生活の知恵が身についた

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上京して、一人暮らしを始めてからは基本何でも自分でやらなければならなくなりました。

例えば

私は上京してから引っ越しを5回しているのですが、

・家探し

・引越業者の手配

・荷物の梱包

・大型家具の処分

・各種インフラの開通手続

・新居での家具家電の設置

・役所への手続き

など引っ越しに関わる全ての手配を、

自分で行っていました。

 

何度も実際に引っ越し、

それについて調べていくうちに

「家の契約をするときは、仲介手数料の安いところで取り交わそう」

「引越業者は相見積もりをとって安くしよう」

など、

安く済ませる方法を習得しました。

今回は引っ越しを例に挙げましたが、

・結婚・改姓の手続き(1度しか経験はありませんが笑)

・お得なポイントサイトの使い方

Apple製品を安く買う方法

など

一人暮らしで学び習得した生活の知恵は数え切れないほどあります。

 

近くに頼れる人がいないので、

ネットや書籍で誰よりも調べました。

その経験から得た知識や調べる習慣は

これからの人生にもきっと役に立ってくれると思います😊

 

 

精神的にも経済的にも自立できた

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まめはなは比較的1人でも平気なタイプです。

一人で飲食店にも入りますし、

一人旅もします。

(今はさすがに夫と住んでいるので、

あまりやらなくなってしまいましたが)

 

そんな私でも上京したばかりの時は、

誰もいない部屋に帰るのが寂しくて、

心にぽかんと穴が開いたようでした。

自分で煮物を作って実家の味を思い出したり、

両親からの手紙を何度も読んだり。

 

でも、いつしかそんな生活にも慣れて、

働き始めるようになると

ある日

「あれ…?私、いつのまにかちゃんと1人で生きられるようになってたんだな」

とふと気がつきました。

 

今は夫と暮らしていますが、

いざとなれば経済的にも精神的にも、

1人で暮らせますし

そうなったとしても不安はありません。

自分で自分を養える、

自分の力で生活していける…

そういう実感が確かに感じられる瞬間が

少し誇らしく嬉しいです。

 

………………………………………………

 

私は上京して、

1人で暮らすことでいろいろなことに気づかされ、少しは成長することができました。

思い切って東京へ来て本当に良かったと思っています。

 

これからも上京される方へ情報発信していきたいと考えていますので、

知りたいテーマなどあれば教えていただけると嬉しいです😊

今でも東京で暮らしているので、

お伝えできることがあると思います!

では💫