まめはなダイアリー

上京9年目女の雑記です。

【宅建】初回受験で不合格😔敗因はこれでした【2回目受験で合格!】

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こんにちは!まめはなです。

 

恥ずかしながら、

私はタイトルの通り宅建士試験を一度落ちています。

ですが、翌年には点数を30点から38点に上げ無事に合格することができました。

 

今日は私の初回受験の失敗談をお話ししていきたいと思います。

「今回初めて試験を受けるけど、不合格だったまめはなの二の舞にはならないようにしたい…!」

「自分も過去に宅建受験で落ちてしまった。

あの時なぜ落ちてしまったのか、理由を知って次に生かしたい!」

という方の一つの参考になれば嬉しいです😊

 

初回受験で不合格…敗因はこれでした

《目次》

 

2018年5月 まめはな、宅建受験を決意

 

宅建受験のきっかけは会社の同僚が宅建に合格したことです。

私の会社は免許が必要な会社・業界ではないのですが、同僚は自己研鑽のために宅建を受け、一発で合格したとのことでした。

これを聞いた時、

「私なんて学生時代もろくに勉強してこなかったのに、この人は社会人になってからただ自己研鑽のために学んでいるだなんて…すごいなあ」

ととても感心した記憶があります。

 

私はこれまでの人生の中で受験というものを避けて通ってきたので、

彼の「自己研鑽のための学び」というものがことさら眩しく見えました。

 

そして、

「そろそろ社会人生活にも慣れてきたし、私も彼を見習って宅建に挑戦してみようかな!」

と思い立ったのが2018年の5月頃です。

これがこれから1年半に及ぶ、宅建学習のスタートでした。

 

2018年5月〜8月 通信教育受講開始!宅建過去問アプリと合わせて学習

 

宅建受験を決めてから、わりとすぐに通信教育の受講を始めました。

この時受講を決めたのは、スタディング宅建士講座。

(当時は「通勤講座」という名前でした)

この講座には翌年宅建合格を果たすまで、お世話になりました。

 

 

そして、この通信教育と並行して使っていたのが「宅建士過去問題」アプリです。

《アプリ公式》

http://tkoffice.sakura.ne.jp/support/tk.html

 

このアプリでは各科目ごとに四肢択一・○×問題など、出題形式を選んで問題を解くことができます。

私は通勤時間や昼休みといったすきま時間にこのアプリを使って、○×問題をひたすら解いていました。

 

私がこのアプリを選んだ理由は

「問題に関係図が入っているところ」です。

(表示させないこともできます)

宅建の問題に解きなれていない頃は、この関係図が問題理解にとても役に立ちました。

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問題文を読んだだけでは

誰が誰に何をしているのか

登場人物の関係性が分かりにくかったのですが、図があることによって理解の足掛かりとなりました。

 

本試験だと問題に図解はつけてくれないので、自分で問題文を読み解き、余白に関係図を書いて解いていく必要があります。

私はこのアプリを使って初学のうちは図が添付されている問題を解き、

問題に慣れていった頃アプリの設定を変え、図を表示させずに問題を解くようにしました。

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このように習熟度に合わせて段階を踏む学習方法は、初学の方にとてもおすすめです🌟

最初からサポートも無しに問題文を解くのは結構きついので…

 

5月から8月までの4ヶ月間は

・通信教育の講座を見る

・アプリですきま時間に○×問題を解く

を毎日繰り返していました。

時間は1日1時間ほどだったと思います。

4ヶ月間毎日学習したとして、120時間はここに費やしました。

 

2018年9月〜試験前日まで 過去問演習に着手

アプリですきま時間に○×問題を解く習慣は変えず、過去問演習に着手しました。

 

当時は過去問を購入せず、

(一財)不動産適正取引推進機構のHPからダウンロードした5年間分の過去問を、コンビニで印刷して解いていきました。

(https://www.retio.or.jp/past/past_ques_ans.html)

 

正解番号表はありますが、解説はついていないので、詳しく知りたいものについてはネットで解説を検索していました。

 

結局5年間分を2回づつ解いて本番に臨みました。

試験までの最後の2ヶ月については、1日2時間ほど時間を確保していたので、2ヶ月トータルで120時間くらい学習ができたと思います。

 

学習を開始した5月から試験前日までの学習時間を合計すると約240時間。

試験直前の感触としては正直、

「運が良ければ合格できるかな」

くらいの気持ちでした。

(当時は気付いていませんでしたが、この時点で気持ちで負けていますね笑)

 

約半年間に及ぶ学習の中で、基礎知識と呼ばれるものについては身に付けられた自信がありました。

ですが、過去問を解いても合格点に達することもあれば、達しないこともあり点数が安定しなかったのです。

だからといって、何度も解いて不明点を潰していくこともしなかったので、これは運だな…と思っていました。

 

2018年度試験当日 運に期待して受験するも、撃沈

期限ギリギリで試験申込をしたので、希望とは全く異なり、試験会場は自宅から遠く離れたところにありました。

駅からも結構歩くところで試験前なのに少し疲れてしまった記憶があります。

通り道に立つ予備校職員から応援とパンフレット(試験のポイントがまとめられている優れもの🌟)を受け取りつつ、会場へ進みました。

 

席に着いてからは先ほど頂いたパンフレットをめくりながら、法改正や頻出箇所を確認しました。

試験前最後の詰め込みです。

 

そして…いざ試験開始。

2時間の試験でしたが、そこまでかからずに解き終わりました。

問題が簡単だったからではありません。

どの問題も回答を選ぶ際、正解の確信が持てませんでした。

そんな中で時間をかけてもしょうがないので、サクサク解いたという感じです。

 

試験が終わった後ももやもやとした気持ちで、

「いや…これは無理かな…」

と思いました。

帰り道Twitterで「宅建」と検索すると、

そこはもうお祭り状態。

すでに解答速報がどんどん出ていて、活気に満ちていました。

やり切った人の満足げなコメントを読みながら、とぼとぼと帰路についた惨めさといったら。

今こうやって当時のことを思い出すと少し泣けてきます。

それも全部、自分の問題なんですけれどね。

 

蓋を開けると結局30点しか取れていませんでした。

2018年度の合格点は37点だったので、7点も突き放される散々たる結果。

 

今この記事を読んでくださっている皆さんには、こんな思いをして欲しくありません。

これから当時の私の敗因をお伝えしますので、

「自分もこれやってしまっているな」

ということがあれば、学習方法の見直しをお勧めします。

 

 

なぜ私は試験に落ちてしまったのか、敗因はこれでした

 

それは、過去問演習の方法が間違っていたからです。

他の記事でも何度もお伝えしていますが、宅建合格は過去問演習を正しいやり方で多くこなせるかにかかっています。

 

まめはなは初めて宅建試験を受けるまで、過去問演習を甘く見ていました。

「5年間分くらい解いておけば充分」

「解説は軽く確認しておくだけでOK」

「過去問はとりあえず解くことが大事」

こんなふうに考えていましたが、宅建はそんなに甘い試験ではありません

他の国家試験と比べると感覚が麻痺してしまいがちですが、受験者の8割以上が落とされるかなりシビアな試験です。

 

過去問演習は

・最低10年分×3〜4週解く

・解いた後は必ず解説を読む

・間違ったところ・認識違いだったところを確認して、人に説明できるくらいのレベルにまで落とし込む

これを繰り返し、不明点を潰して潰して潰しまくることが大事です。

このサイクル、全然楽しくありません。

本当につまらないです。

新しい発見もあまりありませんし、同じ間違いをおかせばガックリきます。

すぐに点数が上がるわけでもありません。

でも、このつまらない過程が合格には絶対必要なんです。

ここで心が折れて、楽な方向に流れてしまったら合格を諦めたも同然です。

 

この単調でつまらない山を乗り越えた先にはいつのまにか、合格への道が開けています。

いつのまにかというのが結構ポイントで、正しく数をこなすうちに、少しづつ点数が伸びていて、

「あれ?そこに合格への道があったんだ、今気がついた!」

という感覚を覚えるときが必ずきます。

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私は2回目に受験する前、正しいやり方で真剣に過去問に取り組んだ結果、やっとこの感覚を掴むことができました。

 

 

当時を振り返って今思うこと

まめはなは初回受験前、試験に合格できる自信がありませんでした。情けないことに、試験が始まる前から合格を運に任せようとしていたのです。

今思えば、正しいやり方で学習できていないことを自分でもわかっていたのだと思います。だから全然自信がなかった。分かっていたのにしっかり過去問に取り組まなかったのは「逃げ」です。

勉強から逃げてしまった私の弱さが、不合格という結果になって現れました。同情もできない完全な自業自得です。一つ私に擁護できる点があるとすれば、翌年初回受験の反省をし、真剣に過去問に取り組み合格をつかんだことだけです。

 

記事を読んでくださっているみなさんは、今年の試験で合格できるよう祈っています。私のような失敗は冒さず、真正面から過去問に取り組み、合格を掴んでください。

この記事がそのための一助になれたら嬉しいです。