【宅建】合格者が試験当日を振り返る【当日やるべきことも解説!】
こんにちは!まめはなです。
今年の宅建試験も、いよいよあと1週間に迫ってきました!
受験生の方は本番に向けて、気の抜けない日々を送られていることと思います。
今日はわたしが実際に受験した、
昨年の試験当日を振り返ります。
・試験日の流れ
・試験会場の様子
・試験中に感じていたこと
・試験後に行ったこと
など、
思い出せる限りすべてお伝えします。
今回初めて受験される方の中には、
「試験当日ってどんな感じなんだろう…不安だなあ」
と感じている方も多くいらっしゃると思います。
この記事を読んで、
少しでも不安や緊張を取り除いていただければ幸いです!
《目次》
わたしが受験した昨年の試験当日
《8:00》起床
ヨーグルトとバナナ。
いつもと同じ朝食を食べた後、9時頃家を出ました。
会場は自宅から1時間程度の場所。
以前何度か訪れたことがあったので、
特に道を調べることもなく直接向かいました。
今振り返ると、知っている場所で受験できたことは幸運でした。
知らない場所ともなると、たどり着くのも大変だったと思います。
《10:00》試験会場に到着
会場に到着。
到着後、教室と自分の席だけ先に確認しました。
当日は着席時間までに、
一度席の確認をしておきましょう。
どの場所で試験を受けるのか把握しておくだけでも、精神的に落ち着きます。
《10:30》会場近くのカフェへ
「12時半までに着席しておくこと」
とのことだったので、しばらくカフェで時間をつぶしました。
店内を見渡すと、わたしの他にも宅建受験生と思われる方がちらほら。
蛍光マーカーが引かれたテキストを開いて、試験前最後の学習をしていました。
わたしも彼らにならって、
いつも使っている過去問題集を解きました。
ですが、試験本番を前にしてあまり集中できなかったです。
問題を解いている間も終始心臓がドキドキしていて、
「いっそ、早く試験始まらないかな…」
なんて考えていました。
《11:30》再び会場へ
カフェで軽く昼食を食べた後、
再度会場へ向かいました。
指定された時刻までまだ1時間もありましたが、
早めに会場へ向かったのには理由があります。
みなさんもすでにご存知かもしれませんが、
試験当日は会場前で予備校スタッフがパンフレットを配っているからです。
そのパンフレットを片っ端からもらうために、早く会場へ向かったのでした。
パンフレットには今回の宅建試験に関する
①頻出事項と頻出問題
②法改正の内容とそれに関わる予想問題
③予想される統計問題
などがまとめられています。
どの予備校も市販のテキストを上回るクオリティのものを配布しているので、
「早くもらって、読んで、試験時間までに内容を叩き込もう!」
と考えていました。
今年受験されるみなさんも、このパンフレットはぜひもらってくださいね!
会場前でパンフレットをかき集め、中へ入ります。
自分の席に着いてからは、もらったパンフレットに目を通していきました。
①頻出事項と頻出問題
はこれまでの過去問演習で把握していたので、
さらっと目を通すまでに留めました。
このパンフレットで学ぶべきは、
②法改正の内容とそれに関わる予想問題
③予想される統計問題
です。
②法改正の内容とそれに関わる予想問題
に関して、昨年は
といった法改正がありました。
パンフレットにもこれらの法改正に関する予想過去問が載っていたので、
試験までの時間の中でどんどん解いていきました。
あわせて
③予想される統計問題
についても、
「試験前に傾向だけでもつかんでおこう」
ということでパンフレットを読み込んだ覚えがあります。
統計問題については、これまで手をつけていなかったので試験前に必死で学習しました。笑
試験前の1時間は濃密な時間でした…
これまで学習してきた半年間のどの時間よりも、集中していたと思います。
《13:00》試験開始
いよいよ試験開始。
とにかく必死で解きました。
解き終えた後も、試験終了まで徹底的に見直ししました。
わたしはこの前年、一度試験に落ちています。
そのときの悔しさをバネに半年間学習してきましたが、落ちた年の受験と問題を解くときの感覚が全く違いました。
落ちた年は試験中最初から最後まで、
「合っているのか間違っているのか分からない」
暗闇の中にいるような感覚でした。
そして、
昨年の受験したときは、
問題を見た瞬間から
「この問題見たことある、絶対正解の自信はないけどきっとこの選択肢が正解」
という少しの手応えがありました。
半年に及ぶ徹底した過去問演習で
問題や選択肢と「知り合い」になれた。
試験問題を解いていて、そう感じました。
一方で、
昨年の試験も不安が全くなかったわけではありません。
全く見たことがない問題や選択肢もあったので、その度に不安に駆られました。
「この選択肢で合っているか分からない…他の人は解けているのかな…」
何度も不安がよぎりました。
試験が終わり、正解を知るまで心臓がドキドキして辛かったです。
今になって思うことですが、
「心臓がドキドキするまで心配になる」
ことは、これまで重ねてきた努力の裏返しでもあります。
学習に真剣に向きあってきた人ほど、問題を解けないことに不安になる。
これから受験されるみなさんも、
試験中問題が解けない不安に襲われることがあると思います。
しかし、それはこれまで実直に学習を重ねてきた結果にほかなりません。
努力してきた自分を信じて問題を解き切ってください。
これまで真剣に学んできたあなたが解けない問題は、きっと他の多くの受験者も解けない難問です。
まずは落ち着いて、確実に取れる問題で点を重ねましょう。
《15:00》試験終了
試験が終わって一番に頭に浮かんだこと。
それは
「ああ落ちたかも、また落ちたかも…😢」
という失望と悲しみです。
「よし!!今回は絶対受かった!」
「やったー!これで勉強から解放された!!」
なんて気持ちは微塵も起きませんでした。笑
会場近くのカフェで夫と待ち合わせていたのですが、その道中も落ち着かなかったです。
「また落ちた報告をしなければならないのか」
と思うと、ケーキも喉を通る気がしませんでした。
《15:30》答え合わせ開始
夫と待ち合わせしていたカフェに到着。
2人でコーヒーとケーキを注文しました。
落ちても受かっても、試験の後は甘いものに限ります。
「今回も全然自信ないわ…」
なんて話をしていたのですが、
ふと他の受験者はどうしているだろうとよぎり、Twitterで「宅建」と検索してみました。
するとそこには受験者たちの感想に混ざり、
予備校の解答速報が流れてきていたのです。
「え!早い!」
驚きが隠せませんでした…
急いでバッグから問題用紙を取り出し、メモしていた解答と照らし合わせながら、答え合わせを開始。
いろいろな予備校のTwitterから速報が流れてくるのですが、
予備校によって解答とされているものが異なっていたりして少し混乱したりもしました。
(速報なので仕方ないですけれどね)
速報による解答が出揃ったのが17時くらいだったと思います。
難問と思われる問題は解答の発表も遅く、揃うまで時間がかかりました。
ですが、わたしの場合は
難問の解答が出揃うまでに38問は正解していることが確認できました。
宅建は、合格点が例年35点くらいの試験です。
「これは、いけたかもしれない」
このとき初めて「やった!!」という喜びと高揚を味わいました。
この時点では合格点も分からなかったですし、予備校が出した解答が本当にあっているのかも定かではありませんでしたが、
それでもまだ希望はあると思えました。
「ぬか喜びにならなきゃいいな」
と一抹の不安と、
喜びをかかえてその日は眠りにつきました。
試験当日にやるべき5つのこと
昨年受験したわたしは、結果として39点で無事合格することができました。
合格発表の日は心底ほっとしたことを覚えています。
2回目の受験に挑戦して本当によかったです。
この記事の最後に、
「試験当日にやるべき5つのこと」
をまとめます!
今年受験される方はぜひ参考になさってください。
①早めに会場へ行き、受験する教室・席を確認する
→場所を確認しておくと、当日落ち着いて試験を受けることができます。
②各予備校が配っているパンフレットをもらい、予想問題を解く
→パンフレットは本試験に役立つ情報の宝庫です。絶対に目を通しておきましょう。
③試験中、見たことがない問題があっても落ち込まない
→真剣に学んできたあなたが解けない問題は、他の受験生もおそらく解けません。
誰も解けない難問で点差はつかないので、
くよくよせず確実に取れそうな問題に注力しましょう!
④試験後、解答が気になったら各予備校のTwitterやHP、YouTubeをチェックする
→当日に報じられる解答速報は、解答に誤りがある場合もあります。
複数の予備校情報を吟味し、正しい情報を集めましょう。
⑤試験が終わった後はゆっくり休む
→今まで勉強を頑張ってきた自分をいたわってあげてください。
結果にかかわらず、難しい試験に挑んできた自分を褒めてあげてください。
試験が終わったら、とりあえず美味しいものを食べて、ゆっくりお風呂につかって、早く寝ましょう😴
おつかれさまでした。
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試験まで1週間!
これまでの学習の成果が存分に発揮できるよう、あと少し頑張ってください!