【宅建】5点免除無しでも合格できます!合格者が語る3つの理由
こんにちは!まめはなです。
昨年、わたしは宅建士試験を受け、
無事に合格しました。
わたしは試験を受ける前、一つ不安に感じていたことがあります。
それは
「5点免除対象者でなければ、合格するのは難しいのではないか?」
ということです。
まめはなは宅建業に従事していなかったので、5点免除を受けることができませんでした。
宅建試験における5点というと、
・問題全体の10%
・合格点の約15%
にあたります。
そのように考えると受験前のわたしのように
「最初から5点もらっている人と戦うなんて、かなり厳しい…」
と感じても無理はありません。
ただ、そう考えて落ち込むのは時期尚早です。
現に5点免除を受けられなかったわたしが合格できています!
今日は5点免除を受けられない受験者の方へ向けて、
「5点免除がなくても試験に合格できる理由」
をお伝えします🌟
1 そもそも、5点免除とは?
5点免除とは、
宅建士試験が5点免除されることです。
宅建は50点満点の試験ですが、
そのうちの5点をすでに得た状態から、
試験を受けることができます。
1-1 5点免除はどんな人が対象になる?
①宅地建物取引業に従事している
②従業者証明書をもっている
①②の条件にあてはまり
かつ、
登録講習を修了した方です。
1-2 登録講習とは?
宅地建物取引業の知識習得を図る講習です。
宅建士試験にも出題される範囲の知識を
・通信教育(1-2ヶ月程度)
・講義(2日程度)
を通して身につけます。
2 5点免除がなくても試験に合格できる3つの理由
試験合格者の約7割が5点免除なしで合格している
直近、令和元年度の試験は
合格者37,481名のうち、
登録講習修了者(5点免除)は11,838名でした。
割合としては全合格者の約3割。
約7割の方は5点免除なしで合格しています!
5点免除を受けずに受験する方にとって、
これは心強い数字ですね!👍
2-2 5点免除問題は比較的易しい問題が多い
LEC予備校の「宅建士試験 正解率データ」
https://www.lec-jp.com/takken/about/difficulty.html
を基に作成しました。
直近5年間の試験で出題された5点免除問題について、
25問中18問が受験者正答率が8割以上です。
平成30年度と令和元年度にいたっては、
5問中4問が受験者正答率が8割以上であることが分かります。
ここから、
「5点免除問題は比較的易しい問題が多い」
と言えます。
そして、5点免除問題を受ける受験者の間では、
得点差がつきにくい部分でもありますね。
2-3 5点免除は毎年同じテーマで出題されるので、対策しやすい
5点免除問題は毎年下記の5テーマで出題されます。
・住宅金融支援機構法
・不動産の需給・統計
・土地
・建物
毎年同じテーマなので、過去問からの対策がとりやすいです。
また、問題文と選択肢そのものも過去問を少し変えたようなものが多いです。
例えば令和元年度50問目(建物)の問題を確認してみましょう。
問題
建築物の構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
①地震に対する建物の安全確保においては、耐震、制震、免震という考え方がある。
②制震は制振ダンパーなどの制振装置を設置し、地震等の周期に建物が共振することで起きる大きな揺れを制御する技術である。
③免震はゴムなどの免震装置を設置し、上部構造の揺れを減らす技術である。
④耐震は、建物の強度や粘り強さで地震に耐える技術であるが、既存不適格建築物の地震に対する補強には利用されていない。
解答 ④
実はこれとそっくりな問題が、平成26年の問50にも出題されています。
この2問は解答までそっくりですね笑
5点免除問題に関しては10年分くらい過去問を解けば、出題傾向が充分わかります。
きちんと対策すれば、何も怖がることはないですよ!
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あと少しで本試験ですね!
今回の記事が5点免除問題を受ける方にとって、少しでも励みになれば幸いです。
では😊